長いあいだずーっと「主水セレクション」だと思ってたよ! とおっしゃるご同輩、こんにちは。館長です。
僕もね、ずーっと “中村主水が選ぶ世界の逸品” かと思ってましたよ。嘘だけど。
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モンドセレクションの権威・価値・審査基準
この本はおそらく2014年に出たものと思われ、やや情報が古くなっているようです。
2017年は、2965製品中420製品が最高金賞、1368製品が金賞と過半数が金賞以上に認証されており、90%以上の2691製品が銅賞以上に認証されているため、90%以上が何らかの賞を受け取れるのは多すぎるのではないかと2017年にテレビ東京のワールドビジネスサテライトが報道した
この報道を受けて審査方法に変更が。
ワールドビジネスサテライトの報道もきっかけに、2018年から審査の透明性を高めるため、初めて“評価シート”が導入され、味や香りなど項目ごとに獲得したスコアが明示され、企業に配布されるようになった。
……というわけで、多少は改善されてきたとはいえ、さほど価値のある賞とは言えないようです。
僕としては、「最高金賞」などという賞が存在することに昔から胡散臭さを感じてきました。
「金賞」が最高でいいのに、どうしてその上に「最高金賞」なんて設けるのか?
オリンピックで「金メダル」の上に「最高金メダル」なんてあったら、とたんに胡散臭い大会になっちゃうでしょう。
こんなことを許していたら、そのうち「超最高金賞」とかまで作り出す恐れがあります。
そんなもん作った日にゃ、それこそお仕置きです。ここで中村主水の出番です。
それを見越しての「主水セレクション」だっていうんなら、僕は潔く改心します。
もう一生、モンドセレクション受賞品だけを買うってくらいの気持ちで生きていきます!(買うとは言ってない)