それでも飲むのは、忘れてしまいたいことや、どうしようもない寂しさに包まれるからなんだ! とおっしゃる呑兵衛のご同輩、こんにちは。館長です。
有名な『酒と泪と男と女と部屋とYシャツと私』の一節です。(←余計なの入ってる!)
飲んで飲みつぶれて 眠るまで飲んで
やがてみんな 永遠に眠るのでしょう
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「適量飲む」より「全く飲まない」の死亡率が高かったのは、酒が飲めない体になった人も入ってたから
「全く飲まない」より「適量飲む」ほうが死亡率が低いことを裏付けてきた(はずの)「Jカーブ効果」。
ところが、この「全く飲まない」の中には「病気で飲めない人」や「体が弱くて飲めない人」など、早死する可能性が高い人まで入っていた!
酒を飲まない人々の中には、糖尿病や心血管疾患などで医師から禁酒をさせられている人や、もともと体が弱くて飲めない(あるいは飲まない)人もいる。
こうした人々は早死にする可能性が高いのに、酒を飲む人と全死亡率を比較する際、統計に反映されてこなかった。
そこで、「病気による飲酒」を考慮しない論文をすべて除外し、残りの論文を改めて分析し直すと、「適量の飲酒が、酒を飲まない人より健康的で長寿をもたらす」という結果は得られなかった。
飲めば飲むほど死に近づいている、というわけだ。
酒が人生の楽しみだという人は飲めばいいし、子供や孫の成長が楽しみだって人は長生きするため飲まなきゃいい。
何を飲んだって飲まなくたって、どう生きたって、この世に生まれた者の死亡率は100%なんだから。