少なくとも、相田みつをの詩が素直に染み込むくらいの心の持ち主で生きてきたかったなぁ……と思ってしまうご同輩、こんにちは。館長です。
逆に、相田みつをの詩を読むとつくづく自分のひねくれっぷりが確認できるのです。
「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」と言われても、つまずくことがデフォルトの人生だと、人間自体をヤメたくなるのです。
「しあわせは いつも自分のこころがきめる」と言われても、自分の心で決めるにも限度ってものがあって、明らかな不幸で苦しんでる人に「あなたの心次第だよ」なんて言えっこないし、心が決めない幸不幸ってごろごろ転がってると思うんです。
……というぐあいに、相田みつを氏の詩は、僕のひねくれっぷりメーターとして活躍してくれてます。
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やさいだもの
青臭くたっていいじゃないか やさいだもの
ときにしおれたっていいじゃないか やさいだもの
虫食いがあったっていいじゃないか やさいだもの
元はくだものだっていいじゃないか 結果やさいだもの