またもや「誹謗中傷」が勝ったようなカタチになっちゃって、悔しいやら憤懣やるかたないやらですよ! とおっしゃるご同輩、こんにちは。館長です。
アベノマスクブラのポスターが物議を醸していた「ゆづか姫」こと新藤加菜さん。
ネットや電話などでの過激な攻撃・誹謗中傷から新藤さんを守るため、党首の立花氏がポスター修整を指示。
ポスターのブラ部分にNHK撃退シールを貼って “ブラ隠し” をする措置をとることになった。
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新藤加菜(ゆづか姫)のアベノマスクブラポスター、シールでブラ隠し
「アベノマスクブラポスター」は法的には問題はないとのこと。
僕が唯一問題だと思うのは、“子供でも誰でも目につく所に掲示される” というところ。
(《ここ小さい声で》それさえも世相から斟酌してのことで、僕個人としては自分の子供時代を鑑みても、ブラ姿の女性のポスターがあったところでそれがなんだというのだ。子供一人を、というか人間一人をなめるなよ、という気持ちではある)
ただ、そんな “問題” があったとしても、誹謗中傷で責めるなんてことをまたやってる愚かさにこそ反吐が出る。
袋叩きに遭った新藤氏にはSNSで「死ね」「消えろ」「脱げ」などといった心ない誹謗中傷も殺到した。
「脱げ」ってなんだよ? 脱いでるから怒られてんじゃないの?
「死ね」を言った人はその時点で負けですよ。出る幕はない。
そして共産党の池内さおり氏のトンチンカン。
いわく「女性を差別し続け性的に消費し続けるという宣言と受け取った」――。
そんな宣言にはとても思えない。
この人の思考が醜悪至極。
多様性、多様性と言いながら、異質なものが出てくれば排除したいんじゃないの?
そして、無念の思いでいっぱいだという新藤加菜さんご本人は……
「批判してきた人には『これで満足ですか?』と言いたい。私が主体的にやったことなのに、女性の自主性を否定することになるというのが意味が分からないし、人権侵害とまで言われた。私のポスターがハレンチということは否定しないが、主体性とか人権とか小難しい話をしながら支離滅裂なことで、ただ批判したいだけ。話が通じないので精神的に参っているというか、疲れている」
ハレンチを否定しないところがいい。
ハレンチといえども現行法では問題ないのだから、もしハレンチをもって責めたいのなら法律を変えるのが先だ。
惜しむらくは、当選するための選挙運動として見たとき、やはりこれらは “悪手” だったんじゃないかな?
立花党首が、
「アベノマスクブラは政治に無関心な若者に、こんな税金の無駄遣いをしているというのを発信するために、票が減ると分かっていながら、あえて彼女がやっていた」
と述べてるように、当選第一の選挙じゃないなら仕方ないけど、当選第一で活動していたら、いま誹謗中傷してる連中でさえ、彼女の味方になっていたかもしれない。
(もっとも、そんな連中の票なんて要らないだろうけど)
僕はこの人の党と政策には共感しないので、もし選挙区であったとしても票は入れないでしょう。
でも、この人のことは応援する。
なんなら「アベノマスクブラ」への “アンサー・マスク” として、アベノマスクブリーフを作ってでも、応援したい。
アンサー・マスクって……。
【追記】
「何をムキになってるの? 政策ガー、法律ガー、とか顔まっ赤にして言ってたって、結局はおっぱいが見られなくなったから怒ってるだけだろ?」
……という鋭いご指摘がありましたが、そう受けとってもらってもいっこうに構わないです。
おっぱい見たいし。
僕自身はその程度の人間なので全然傷まないですよ。