こんなジジイから言わせてもらいますと、まぁとにかくこの頃は、よく怒られるようなことする人たちと、よく怒る人たちが増えたなぁ……という印象ですぞ! とおっしゃるご同輩、こんにちは。館長です。
……って、こんなこと言ってると
「怒ってるわけじゃない!」
と怒られそうですけど(ほら怒ってる!)、しっかり意見することと感情的に激するのは違うじゃないですか。
後者が多い気がしてしまうんですよ……。
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『報ステ』CMで「ジェンダー平等をスローガンにする時点で時代遅れ」批判の的に
◆
炎上するようなCMであることは間違いないと思う。
これだけ同様の事例が起きてる昨今、少しも他山の石としないのはなんでだ? って思うくらい、同じ過ちを繰り返す。
制作側は愚かだ。
でも、その「愚か」は前提として置いといて、CMの意図として “ジェンダー平等という当たり前のことをいまだにスローガン的に叫ばなきゃならない現状はなんと時代遅れなことだろう” という嘆きを表現したいのだろう、ということは、見てるこちらもくみ取ったほうがいいところじゃないかな。
“ジェンダー平等をスローガンに掲げるまでもない社会を目指したいね” って意図。
まぁ、それを伝えることに大失敗してるからいけないんだけど……。
それに、制作側のその意図をくんだところで、実際の社会がまだまだ「ジェンダー平等」を叫ばないと話にならない社会なので、一足飛びに「ジェンダー平等をスローガン的に掲げるの時代遅れ」ってセリフにするのは時期尚早も甚だしいとは思う。
面倒くさがらず、長ゼリフになったとしても意図どおりのセリフを言わせるべきだと思うのよ、ここは。大事なとこだから。
「伝える」プロであることに自惚れたんでしょう。
◆
あと、何が悪いってやはり「こいつ報ステみてるな」ですよね。
「こいつ」じゃないよ、視聴者は。
「女性蔑視」っていうより、「視聴者蔑視」だよ、このCMは。
どうしてもそういうこと言いたいんなら……
「おぬし」だよ。
ついでに得意の「熱盛」を出しときなよ。
分相応なことをしないから、批判ばかりが熱盛になっちゃうんじゃないか。
頼むで、しかし。