現在6番まである「信濃の国」の4番だけはバラードっぽく曲調が一変するんだけど、ここまで完璧に歌えるとなると同じ信州人の中でもちょっと一目置かれるよね! とおっしゃる信州のご同輩、こんにちは。館長です。
長野県出身と知られると高確率で「じゃあ、『信濃の国』歌える?」と聞かれたものです。
いくら長野県出身だからって、みんながみんな歌えると思ったら、大正解だぞ!
まぁ、たいていは歌えます。
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長野県の県歌「信濃の国」にまつわる話題いくつか
皆さんは、自分が住んでいる県の「県歌」を歌えるだろうか? 筆者は恥ずかしながら、存在すら知らなかった。しかし、長野県民は全員、長野県歌「信濃の国」を歌えるのだとか。本当かどうか気になったので、長野出身の友人に「『信濃の国』、歌える?」というメールを出してみた。
すると、「しっなのーのくにはーじーいしゅうにーきーたにのーりくらこーまがったけ~」という返信が!
この記事の「長野出身の友人」って、“えせ県民” か、もしくは “にわか県民” に違いない!
だって、
「しっなのーのくにはーじーいしゅうにー(信濃の国は 十州に)」
のあとに
「きーたにのーりくらこーまがったけ」
なんて続かないもん。
信濃の国は 十州に
境つらぬる 国にして
が正解。
ここは長野県民なら絶対に間違えないところ。
おまけに、「北に犀川 千曲川」と「御嶽 乗鞍 駒ケ岳」がごっちゃになってるし。
この「友人」さんは、絶対違う!
……と、まぁ、「信濃の国」のことになるとついつい熱くなる信州人の僕ですが、そんな僕でもこんなフェスティバルが行われるなんて、今日まで知りませんでした。
歌いてぇー!
なんか、無性に歌いてぇー!
心を一つにして、歌いてぇー!
さらに、先日入ってきたニュースに驚きました。
長野県は「信濃の国」が県の歌、県歌に制定されてことしで50年になるのに合わせ、歌をさらに広め歌い継いでいこうと、歌詞を募集して新たに7番を作る企画や歌にまつわる場所の写真や動画のコンテストの開催などを検討しています。
6番全部を覚えきっていないし、前述の通り、4番のメロディがまだ不安だというのに、もう1番増やすとな!?
これは長野県民にとって、国歌である「君が代」が1番増えるよりも大事件だと言われています。(諸説あり)
どうなるのか、経過を見守りたい。
県歌「しなののくに」の名称の発音抑揚は一種独特であり、長野県で教育を受けた人間以外には意外と知られていない。
「しなののくに」(太字が強意)となり、この抑揚を間違えると「余所者」だと看做されることがあるので、注意が必要である。
僕ら物心ついたときから自然に発音していた「しなののくに」が、特殊だったなんて、これを見るまで知らなかったですよ。
確かに、標準語で「しなののくに」なんて言われたら違和感たっぷりなんですけど、それをもって「よそ者」だなんて、いちいち思わない(こともない)し、注意が必要なんてこともない(こともない)と思いますよ。
どうか安心して信州においでなんしょぺ!(←こんな方言ない)