昔は中山秀征を好きじゃなかったけど、いつしか彼に番組の進行を委ねて観ている自分が、すごく安心していることに気づいたんだよ。 とおっしゃるご同輩、こんにちは。館長です。
そんな「バブルの生き残り」、中山秀征が語った、志村けんとのエピソード。
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中山秀征が志村けんと共演した際に学んだこと
初めての共演時、中山は9時半入り、志村は10時入りの予定。
失礼のないようにと、中山は9時には楽屋入りした。
楽屋へと中山が歩いていると……
まだ入り時間の1時間も前なのに、楽屋から志村が出てきた。
驚いた中山が「どうしてこんなに早いんですか!?」と聞いたときの志村の返事に衝撃を受けた。
志村いわく「遅刻して『すみません』という言葉で1日を始めたくないから」――。
この言葉に中山は思わず「すみません」
この話にさっそくネット上には「遅刻しないのなんて最低限のこと」「いい話でもなんでもない」などと、否定的コメントが上がったけど、反射的にそんな意見しか言えない人は気の毒だ。
「遅刻をしない」は確かに最低限のことで、それ自体は褒められるようなことではないけど、遅刻をしないことの大切さを表すエピソードは多ければ多いほどいいじゃないですか。
「すみません」で始まった1日、つまりマイナスで始まった日を、ゼロに戻し、さらにプラスにするのはすっごく大変ってこと、誰でも経験したと思うんだ。
仮に、「すみませんオギャー!」って言って生まれてきた赤ん坊がいたら、かわいそうにその子は一生「すみません」なんだ。
そんなヤツいないからいいんだけど。
そんな大事なことを再認識させてくれるエピソードだと、僕は肝に銘じたよ。守れるかは分からんけどね。(守ってナンボだよ!)
ただ、1時間も前に入ることはないと思うよ。そこは日本人の悪いクセ。30分前でじゅうぶんだよ!