「勧告」という言葉は弱いけど、かといって「指示」が強いかっていうとそうも感じないから、いっそ「絶対避難」とか強い言葉にしたらどう? って思ったご同輩、こんにちは。館長です。
「死ぬほど避難」のほうが強いけど、死なないために避難するのに「死ぬほど」とか言ったら怒られるよね。
怒られまくるよ、昨今は。
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「避難勧告」は廃止 「避難指示」で全員必ず避難
レベル4は、これまで「避難勧告」と「避難指示」がありましたが、違いが分かりにくいとして「避難指示」に一本化されます。
危険な場所にいる人は全員、避難が必要です。
レベル5は従来の「災害発生情報」では取るべき行動がわかりにくいなどとして、「緊急安全確保」に変わります。
災害が発生、もしくは切迫している状況に発表されます。
建物の2階以上や、崖の反対側など、少しでも安全な場所で命が助かるような行動を取ることが必要です。
しかし「緊急安全確保」は必ず発表されるわけではなく、レベル4の「避難指示」までに避難を終えるよう求めています。
災害が発生し、または発生する恐れがある場合に、避難のための立ち退きを促す勧告のことです。
災害対策基本法に基づき、対象となる地域の住民に対して市区町村長から発せられます。
【避難指示】
災害による被害の危険性が切迫した場合に、避難のための立ち退き指示のことです。
対象となる地域の住民に対して市区町村長から発せられます。
避難準備情報、避難勧告、避難指示の中で最も拘束力があるものです。
僕は「避難勧告」が廃止されることを最近まで知らなかったんです。愚かしいことよ。
確かに「避難勧告」でとどまってるうちはなんとなく「まだ大丈夫」って勝手に考えていました。
でも、なにより僕が気をつけるべきは「高齢者等避難」です。
もう警戒レベル3の時点で避難しなきゃいけないお年頃なんです。
「危険なお年頃」って言うとなんだかカッコいい響きに聞こえるかもしれないけど、本当の意味で「危険なお年頃」なんです。
寿命が「危険なお年頃」なんです。
人生そのものから避難することにならないよう、気をつけていたく存じます。