ここで「あれはホントの下手投げじゃないよ。投げるときオーバースローになっとるもん」なんて野暮なことを言うオヤジにはなりたくないよね~ とおっしゃるご同輩、こんにちは。館長です。
YouTubeのコメントでもチラホラ見かけたこうしたイチャモン。
大事なのはそういうことじゃないと思うんです。
「ドリームマッチ」という、往年の名選手がプレーする場で、往年のファンが喜ぶような、往年のピッチングフォームに挑戦する――それだけで素晴らしいじゃありませんか。
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石原さとみの始球式 マサカリ、トルネードに続き今年はサブマリン
■ 【ドリームマッチ】石原さとみ、始球式でサブマリン投法披露もノーバンならず : スポーツ報知
ドリームマッチの始球式は、女優の石原さとみ(30)が4年連続で務めた。2014年はサウスポー、15年はマサカリ投法、昨年はトルネード投法と、毎年、ノーバンだけでなく、サプライズ投法で大観衆を沸かせている石原は、今年は何と山田久志ばりのサブマリン投法を見せた。
「マサカリ投法してトルネードして、今年はどうしょうかとすごい悩んだんですけど、オファーいただいてから猛練習しました。
山田久志さんのサブマリンを見て、分析すればするほど、使わない筋肉を使うんで」
とプレッシャーから解放されて、ホッとしていた。
悩み、分析して、猛練習する――。
たぶん、石原さとみほどの女優さんなら、ただ投げるだけでいいと思うんです。
それをここまで一生懸命にやる。
それに、結果も素晴らしいと思いますよ。
今年こそノーバウンドとはいかなかったですが、マサカリもトルネードも、ちゃんとキャッチャーミットにおさまるなんて、そうそうできることじゃないでしょう。
僕は特にファンというわけではなかったんですが、惚れました。
唇だけでなく、その心意気にも、惚れました。