もういっそこの混乱に乗じて「C玉」も「D玉」も作っちゃえばいいさ! と投げやりなことをおっしゃるご同輩、こんにちは。館長です。

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ビー玉の語源は「ビードロ玉」説が有力ながら「B玉」説も残る
以上、この漫画においては「ビー玉はB玉が語源とはいえない」という立場をとっているようですが……
まずお話を伺ったのは、大阪府にある日本で現存する唯一のビー玉製造会社「松野工業」。早速あの疑問をぶつけてみます。
――ビー玉の語源は「B玉」というのは本当なのでしょうか
担当者:私どもの会社では、「A級」や「B級」といった区別はしていません。ただし、戦後、大阪でビー玉を製造していた会社が6~7軒あり、そのうちのどこかが「A玉」「B玉」と等級を区分していたという話を聞いたことがあります。
――「A玉」と「B玉」の違いは何なのですか
担当者:ラムネに使用できる正規品を「A玉」、傷がついたり規格外なものを「B玉」と呼ぶということです。うちもその「B玉」の話を聞いたことがきっかけで、「ビー玉」と呼ぶようになりました。
なお、これまでにもいろいろなメディアが取材に来ていて、NHKなどに「ビー玉の語源がA玉、B玉という説は本当です」とコメントしたこともあるとのことでした。
――このように、専門の会社で「B玉」説をとるところもあるようです。
結局、本当のところは分からないままですが、確かなことは、
1.「A玉」「B玉」説は、山本孝造の『びんの話』から生まれ、
2.唐沢俊一の『トンデモ一行知識の世界』によって広められ、
3.さらにテレビでは島田紳助によってさらに広められた。
……ということ。
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なんかはっきりしなくてモヤモヤが残ることとなってしまいました。
ここはひとつ、石田ゆり子さんちのハニオくんによる「ビーだまビーすけ」の歌で気持ちを晴らしましょう!
ビーすけ~~~ッ!!