この調子じゃ「無音ラジオ体操」もありうるね。(いやもしかして、すでにある?)と思ったご同輩、こんにちは。館長です。
朝の静寂の中、黙々とラジオ体操する集団は、はたから見れば実に美しく不気味でしょうね。
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Silent Bon 無音盆踊り
「うるさい」という人と「踊りたい」という人のどちらも納得させられる手段として、これはアリだと思いますけど、なんとも寂しい思いもします。
祭りがうるさいとか風鈴がうるさいとか子供の声がうるさいとか、最近は自分の聞きたくない音は何でもかんでも騒音にしちゃうんですな。
そんなんだったら音の無い世界にでも行けよ! という暴言は僕は吐きません。夢の中だけで吐きます。
しかしこの「無音盆踊り」にもいろいろとツッコミどころはありますね。
「風情がない」という声もあるが、「踊りに没頭できる」との高評価も。
いや、そこまで没頭したいのなら、それなりの施設の中で踊るというのも手だと思うぞ。
それぞれ、年齢層に応じた異なる音楽を聴いて踊ることもできる。例えば、内側の輪には年配者向けに「炭坑節」、外側では、子供向けに「おどるポンポコリン」といった具合だ。
それもいいかもしれないけど、古くからの曲を子供が覚えて伝えていくという趣旨も、盆踊りにはあると思うぞ。
周波数を合わせれば会場から離れて(少人数や)『一人盆踊り』も可能。無音盆踊りの可能性は無限です
いや、「一人盆踊り」って、それはもはや盆踊りなのか?
でも、苦情によって完全に無くなってしまうことを考えたら、こうした “苦肉の策” でも続けられたほうがずっといいです。
発案した人やその技術には心から敬服いたします。